福岡交流会アレコレ

花房恵美子

12月12日午後3時から花房宅
参加者 延べ24名

3時から始まった交流会は夜9時前に終わったのですが、その後、リラックスした元女子挺身隊の3人と金文淑(キム・ムンスク)さんでナツメロの大合唱。「湖畔の宿」「湯の町エレジー」等々。3番まで歌詞をきっちり覚えておられるのにはア然。おまけに軍歌も飛び出しその内容のすごさに又ア然。苦しいとき、悲しいとき、これらの歌を歌って泣いて気を晴らしたとのこと。

 日本軍慰安婦をさせられた李順徳(イ・スンドク)さんに寝室で「1人でお住まいですか」と尋ねると「目が見えないから男をもらったよ」「水持ってきてくれる者がいるよ」と茶目っ気のある顔で笑う。今そのおじさんと2人で住んでいるとのこと。

「他の人は皆、子供や孫のところ行くのにおれには何処にも行くところがないから李会長のところへよく行く。いつもごはんを食べて帰ってくる。その間にたくさんの人がくる。皆にこの人ごはんを食べさせるよ。この人本当に忙しいよ」と付き添いとして同行された光州遺族会の会長李金珠(イ・クムジュ)さんの日頃の生活ぶりを語ってくれました。

 李金珠さんは「結婚2年目に夫を徴用され夫は三年目に南方の島で戦死した」「夫を見送った汽車の汽笛の音が今もはっきり聞える」「必ず逃げて帰ってくるといった夫の声が耳に焼きついている」「光州で遺族会を作ろうと呼びかけたら千人以上の人が集まった。こんなに苦しい思いをしているのは自分だけだと思っていたのにこんなにたくさんの人が同じような苦しみを抱いていたのかと驚いた」「訴状を読んだら李順徳さんの賠償請求額が一億一千万なんで胸がスーとした」と話してくれました。「恨を抱いて生きてきましたが日本にきて少しづつ恨が解けていく気がする」とも。加害という軛を負った私達に心を開いてくれる原告団。力づけられているのは私達だとまた強く思いました。